会社を作ってみた【激闘・リノベ編 後半】

By | 2016年6月3日

につづいて後半。今回は1階店舗のリノベのお話。
早いものでこの秋で丸3年になります。1階店舗は飲食店です。
当初2013年の11月に引っ越し&オープン予定でした。ただ、実際にオープン出来たのは、その一ヶ月後のこと。

なぜそんなことになったのか、というと。

「私たちに知識が無かったから」

リノベを頼んだのは、
うちの社長も私も、
とてもお世話になっているAさんに、
ご紹介頂いた方でした。

仮称Bさんとしましょうか。
内装の企画から設計、
現場の職人さんへの指示まで
やっていただけるとのこと。

Bさん「なんでも言って下さい。
お客様の希望をカタチにしていくのが楽しいんです」

そうおっしゃってくれたBさん。
業界は違えど、
私たちのお仕事スタンスと一緒だなあ、なんて感じて、
最初の打合せなんて、
そりゃあとてもワクワクしたものでした。

でもいざ契約を結んだ後、
Bさんの姿を見るようになったのは、
ほぼ完成間近になってからのことでした。

途中、連絡もほぼ無し。

職人さんとは連絡取って、
裏でいろいろ進めてくれてたんじゃないのか、って?

どうやらそうでもなかったんです。

職人さんもBさんからの指示や連絡がまったく無く
作業にかかれないから、
いろんなコトが遅れ、結局オープンが遅れたんです。
元々の予算が低かったから、
Bさんのテンションが下がったのかな(笑

でもね。

うちも、社長が移転に際して、
工面してくれた予算です。
大切に使いたいじゃないですか。

もちろん単に「安くして!」と
ディスカウントをお願いしたワケではありませんよ。
「この予算内で出来るベストなこと」を提案してもらえたらな、
という意味で予算を提示していたのです。

でもそんな事前説明はなかった。
「この予算ならここまでしか出来ない、
こういうデメリットがある」

と説明が欲しかった。
これが当時感じた本音です。

結局、工事がはじまってからも
いろいろ困ったことがおきました。

・最初の図面だと、調理するスペースに無理があった
(狭すぎて、二人はすれ違うのは無理な作りになる設計だった。
その後、図面が再度あがってくることはなく、
現地で職人さんと話し合いながら調理スペースの寸法を決定)

・11月オープンの予定が、
そもそもまったく間に合わなくなっていた

(結局、うちは家賃を一ヶ月分無駄に払ったことになります)
もう3年前なんであんまり覚えてませんけど、
「え?そんなことある?」的なびっくりトラブルが、
もっともっとありました。
(書けないことも含めて)

さらに、店を使ってみて分かるデメリットも多かったです。

・裏口のドアの立て付けがすぐ悪くなる
(安い素材の木を使っているから)

・キッチンの収納スペースがほとんど無い
(現場の職人さんの意見で後づけしてもらいました)

あー、今思い出してもゲンナリします。
ただ、

今反省しているのは
「頼む人を間違えた」ということよりも、
私たちもあまりに知識が無かったなあ、ということ。

「無知って、丸投げってダメだなあ」

ということです。

だって、相手の善し悪しが分からないじゃないですか。

「なんでも言って下さい。
お客様の希望をカタチにしていくのが楽しいんです」

なんて言葉をいわば真に受けちゃったりして。

まさか知り合いからの紹介だし、
変な仕事はしないだろう、って思い込みもあったけど、
そこはちゃんと判断すべき材料を持って
挑むべきでした。
わたしら甘かったです、ほんと。。

ただ、自分たちの仕事に置き換えた時、
改めてこう確信する出来事にはなりました。

「安くするだけがお客さんのためじゃない」

教訓。3年前の1階リノベで覚えたこと。

「その道」のプロに仕事は頼むべきだけど、
「その道」の人じゃないからって、
「その道」を知ろうとしないと損をする。

リサーチすること、
比較検討すること、
当たり前ですけど、大事ですよね。