【ルーツvol.5】職業:集客ライター|向井雅代

By | 2016年11月16日

imgp0672mini
「パワフルな妊婦さんだなあ」これはまだ次女ちゃんを、お腹に宿していた頃の向井さんとお会いした、率直な第一印象です。彼女の名刺に刻まれていた「集客ライター」の文字。自ら「集客」がミッションだと名言するのは、ライターとしてなかなか覚悟のいることです。彼女の「本気度」に興味を覚えたあの日からずっと温めていた今回の企画、晴れてインタビュー敢行です。




ブラック企業からの転職。
ハマった広告営業の面白さ

imgp0631mini
・松本
そもそも、リクルート発行のクーポン雑誌「ホットペッパー」の
営業をされていたんですよね?それは幾つくらいの時ですか?

・向井
新卒の9月からです。実は大学卒業後、4月入社した訪問販売の会社が、かなりのブラック企業で…。すぐに転職したのがリクルートだったんです。
元の会社は、某大手出版系の有名な会社だったんですけどね…。

・松本
なかなかハードな職場をご経験されたご様子ですね…。

・向井
新卒入社してスグの4月末、ゴールデンウィーク前だったかな?
母親が私の配属先だった名古屋まで迎えに来たんです。
「一緒にもう帰ろう」と。
配属先も最初の話とちがうし、
夜遅くまで若い女の子がたったひとりで働くなんて、おかしいよ、と。

もうちょっとだけ頑張ろうかとも思ったんですけど、
地元の同級生話とか、みんなの話聞いて、「よし、辞めよ。」と、決意しました。
辞めてからは3~4カ月ニートして(笑。
そこからリクルートに転職しました。

・松本
ホットペッパーに応募しようと思ったのは、
なにかキッカケでも?

・向井
ホットペッパーとの出逢いは大学生の頃でして。
当時、アルバイトしていたお店が
ホットペッパーに広告を載せてたんですが、
営業担当の人がよくお店に来ては、
撮影の提案をしたり、メニューの提案をしたりしていたんです。
そんな仕事ぶりを端から拝見していて、面白そうだなあ、と。

新卒で入った会社を辞めた後、アルバイト時代に横から眺めていた
ホットペッパーのお仕事を思い出したんです。

そこで知人だったホットペッパーの関係者に
実際にはどんな職場なのか、どんな仕事内容なのか、いろいろ話をきいたんですが、
意外にもその答えは「業務の8割が営業」というもの。
関係者曰く、クリエイティブな要素は仕事全体の比重で考えると少ないかも、
という見解でした。だけど応募したんです。

・松本
それはどうして?
いまの本業でもあるライター色が強い仕事でもなかったのに?

imgp0619mini
・向井
自分の中で「営業」という仕事に少し未練というか、
リベンジしたい、そんな気持ちがあったように思います。

前職のブラック企業で配属されていたのが、営業だったんですよ。
辞める時、私と年の近い女性上司に言われたのが
「あんた、こんなとこで今辞めても、何の意味もないよ」
みたいに吐き捨てるような言葉で。
それがなんだかすごく悔しくかったんです。
「営業が嫌で辞めるんじゃない!この会社の体質が嫌なんだ!」と
当時言い返せなかった代わりに、
もう1回営業をやってみよう、という思いになりました。

すごく負けず嫌いなんですよ、わたし(笑。
結局リクルートの営業には、3年半限定の契約社員制度で入社したんですが、
契約期限終了までやりきりました。

・松本
ホットペッパーの営業は前職とは全く違いました?

・向井
はい、全然違いました、仕事内容もやりがいも。
ホットペッパーは、営業と制作をひとりで全部やるんですね。
自分で営業して、自分で取材行って、撮影行って、原稿書いてオッケーもらって。

さらに前職はBtoCだったんですけど、ホットペッパーはBtoB。
相手もキチンと対企業としての振る舞いで接してくれる。
飛び込み営業もありましたけど、前職との大きな違いは、
なんというか、人間として扱われている感(笑。
これはすごく感じました。これなら営業も悪くないなあって。

・松本
そこから営業にハマった?
なにが一番面白かったんですか?

・向井
一番熱中してたのは、「どうやってこのお店に、お客様を呼ぶのか」を考えること。
私はホットペッパーの中でも、スクールページの担当をしていたのですが、
掲載主の方は、個人事業の方がすごく多かったんですね。
有象無象ある教室の中から、いかにして選んでもらうか、
いつも試行錯誤していました。

当時からホットペッパーは、飲食や美容系の広告が大半で
広告の効果も出しやすかったのですが、
スクールページには、まだまだ成功のセオリーがなかったんです。

例えば飲食や美容は、このサイズ枠の原稿でこんな内容を載せて、
このクーポン付けたら、これくらいの集客がある、と
概算とはいえある程度数字が見込めたんですね。
大きい居酒屋だと、ホットペッパー1回の出稿で千人単位の人がきてた。
でもスクールページはそうはいかない。
1回の出稿で来店ゼロのケースもありました。

さらに状況を厳しくしたのは出稿条件。
飲食店と比べてかけられる費用も、費用対効果も違うのに、掲載代金は一緒。
もうひとつおまけにまさかの、社内競合「ケイコとマナブ」という存在まであった。

・松本
ホントですね、身内から攻められてるみたい(笑)

・向井
そうなんです。そんな条件下で戦わないといけないから、本当に難しかったですね。
でもお稽古をする人の母数を増やしたい、
本気で「お稽古を文化にしたい!」くらいの志を持って仕事をしていました。

・松本
なるほどー。厳しい環境はむしろやりがいや、
いまの向井さんのノウハウに繋がっていったんでしょうね。

仲間と夢中で考え続けた
「集客」の仕方

imgp0649mini
・向井
当時は上司とも結構、やりあいました(笑。
ちょうど私が営業していた頃は、
紙とWEBのすごい移行期だったこともあって、
ホットペッパーだけでは解決出来ない問題にも多々直面していましたから。

もちろん会社の営業方針や、媒体コンセプトは理解出来ていたんですが、
一方でITリテラシーの高いお客様から、
「これからはホームページだよ」「紙なんて意味ないよ」と、
ホットペッパー媒体を否定されたりすることもある現実。

自分たちも与えられた枠の中で、
どうすれば効果を出せるのかを悩んだあげく、
媒体規定の範疇で、かなりNGギリギリワードを使ったりしたことも。
いかに効果を狙える原稿を作るか、
そんなことばかりを日々考えていましたね。

・松本
あー、わかるなー。私もお客様のことを考えれば考える程、
「リクルートのメディア内」で解決出来ることと、
そうでないことのジレンマには悩んだなー。

・ 向井
会社の仲間もみんな自主的に色々、勉強する人たちで。
WEBの本を読んだり、広告の本を読んだり、マーケティングを勉強したり。
誰に言われるでもなく、みんな自分で勉強する面々と切磋琢磨していました。
会社から降りてくる方針で、納得できないものがあったら、
みんなで話し合って、もっとこうしよう、とか、ああしようとか。いつも話合ってた。
でもそういう仲間と働ける職場がすごく楽しかったんですよね。
夜遅くまで仕事するのもまったく苦じゃなかった。

・松本
アツいですよね、リクルート(笑

・向井
ですよねー。でも結局、わたしが辞めてすぐ、
ホットペッパーも、飲食もビューティーも全部WEBに変わったんですよ。
辞めたのは、26、7歳とかだと思うので、いまから7年くらい前のことですね。
あの時の仕事は、本当に楽しかったし、私にとっては財産です。

営業としてだんだん
身に染み付いた「達成癖」

imgp0611mini
・松本
営業を楽しめる人って、やっぱり向井さんのように
相手のことを考えられる人、その一点につきます?

・向井
うーん、そうですね。でも売れる人は
それだけが要因でもないのかもなーと。
私の場合は、売上数字の目標達成に対する強迫観念、みたいな感覚もあった気がします(笑

・松本
強迫観念?

・ 向井
私が入社して半年位の頃、ある営業キャンペーンで、
新人ながら関西でトップの売上成績をとっちゃったんです。

いま思うと、当時は入社したばっかりで、先輩たちに比べて断られた経験がまだ少なかったから、恐れをしらずに達成出来たんだな、と。
辛い経験値が少なかったことがプラスに出た。
それで結果的に達成出来ちゃった。

でも関西でトップの成績をおさめたことで
なんとなく、自分で「デキル子」の看板をあげたような気がして、
後にはひけなくなったんです。
なんとなく周囲からも「アイツは達成するだろう」
みたいな目で見られているような気がしてた。
半ば、強迫観念でやってた面がありますね。

やっぱりトップに立ったあとは、落ちるのはカンタンでしょう。
自分であげたこの看板をずっと掲げ続けるために
それ以来ずーっと売上目標は外しませんでした。

・松本
強迫観念!しんどいねー。

・向井
でもおかげで売上達成し続けることが出来たし。
営業としては大切な要素だったかな、と。

もう1つ、営業を楽しめる人に大切な要素って、
今日最初からお伝えしている話ですけど、
「どうしたら集客出来るのか」をどこまで純粋に、真剣に考えられるか人かどうか。

もちろん、効果が出なかったら、リピートもしてくれないし、お客様からもクレームになる。でも、それだけじゃなくて、ほんとにお客様の立場にたって、
どうやったら集客できるのかなあって。

ここを考える作業を楽しめるかどうか、かなと。

・松本
それが今の「集客ライター」というご自身の肩書きにつながってますよね。

・向井
そうですね。結局、独立しようと思ってからも、すごい遠回りはしたんですけど、
辿り着いたのは、あのホットペッパー時代に、
お客様のところへ集客する、その一点に集中した、あの仕事が楽しかったなあって…。
あの仕事になるべく近いことをやりたいなあって、思ったんです。

集客にこだわるのは
大好きな人を想うがこそ

imgp0626mini
・松本
集客へこだわる人って、色々なモチベーションがあると思うんですね。
例えば、お客様の事が好きになって、「なんとかこの人の役に立ちたい」という思いなのか。はたまた、集客出来るノウハウを付けた自分の成長が嬉しいのか。
向井さん的にはどっちが近いです?

・向井
うーん、どちらかというと前者の「この人の役に立ちたい」のほうですかね。

ホットペッパーの時、原稿担当していたお客様は同じ業種の事業主様が多かったんです。
つまり、かなりの確立で同じページに掲載されるんですね。
例えば、ヨガ教室。私の担当するヨガ教室が同じページにズラッと並ぶことになる。

出稿頂いている以上、それぞれ集客しないといけないじゃないですか。
あのヨガ教室じゃなくて、このヨガ教室にお客様が来る理由は何なんだろう、
ここの教室ならではの良さは何なんだろう、そこは、すごく考えてました。
考えて書き分けないと、ヨガ教室を仮に3つも担当してたら、
全部同じ原稿になってしまうんですよね。
それではまずい、と(笑)。

相手を思う気持ちがあるからこそ、独自の良さを引き出してあげられる。
もちろん自分の職務として考えた時も、
顧客それぞれに集客してあげないと、私の存在意義がない。
やっぱり顧客を思う気持ちが一番大事ですね。

・松本
なるほどね。独自の良さを引き出す、かあ。

・向井
人それぞれ魅力があるじゃないですか。
特に個人で起業してる人、今だったら「女性起業家」なんていう肩書きになるのかな?
自分で何かをしている人達って、それぞれ、思い入れがある。
そんな人たちの話は聞くだけでも楽しいし、リスペクトに値する。
聞いているだけで自ずと応援したいなって、思うんですよ。

もちろん自分の中にノウハウが身に付くことは嬉しいんですけど、
それが自分の実績だ!と誇示したい欲はあんまりない。

それよりも、自分の大好きな人にマッチするターゲットが集客出来て、
「あなたのおかげでこんなにいいお客さんに出会えたわ。」って言ってもらうことが、
とても嬉しかったりしますね。

「陰の立役者」としての面白さ

imgp0648mini
・松本
昔から人をサポートするのが好きなタイプ?
もしくは周りの人と何かを成し遂げるのが好きなタイプ?

・向井
そうですね、どちらかというと
1人で何かに取り組むよりも、周囲と関わりながら、何か生み出す方が好きかも。

・松本
ご両親もそんなタイプ?営業のお仕事されているとか?

・向井
父は教育者で。表に出ることを嫌う人なんですよね。
どっちかっていうと、裏方の美学みたいなのがある人。
チームを陰で動かしている、野球で言うとキャッチャー、
バレーボールでいうとセッターみたいなところに美徳を覚えるタイプです。

・松本
ああー、なるほど。目立たないけど、実は司令塔、みたいなイメージかな?

・向井
そう。自分の実績をひけらかさないことに、潔さを感じる人。
そういう考え方は、ずっと私も幼心に刷り込まれてきてるなあっていう、
感覚はありますね。

・松本
へー、なるほど。裏方が楽しい?

・向井
そうですね。
「この人すごい!」っていう人に出会って、サポートや秘書みたいなことをしてるのは、嫌いじゃないですね。

・松本
でも、今、独立っていうか、フリーランスっていう道を選んだでしょ?
そう考えると意外だなあって。
人と絡んだり、サポートするなら、組織に属していた方がいいんじゃないかな、と。
そう思うことはない?

・向井
そうですね。ただ、私の場合は物理的に子どもを育てながら、会社員を続けることに限界を覚えたんです。だから独立した。いま独立してから2年ほど経つんですけど、
やっと人を支える仕事と、自分を出す仕事、この両方の醍醐味を得られてきたかなって、感覚はあります。まだまだ手探りなんですけど。

・松本
具体的にはどんなポジションで仕事をするイメージ?

・向井
ライターって、家に引きこもってひたすら書く、っていう
イメージがあるかもしれないんですけど、私はそっちじゃないなあって。
引きこもるでもなく、かといって自分が前に出るでもなく。
それよりも、「志のある人、前に出るエネルギーのある人」の陰の立役者になりたいな、と。

・松本
なるほどね。陰の立役者になるには、色んなカタチがあると思うんだけど、
その人がうまくPR出来ないから、代わりに前に出てPRしてあげるのか、
二人羽織りのように、後方支援したいのか、どっちのイメージが近い?

・向井
うーん、どちらのカタチもアリなんですけど、相手に合ったやり方がいいな、とは思ってます。相手が求めてるポジションに就きたい。

「一緒に前に出て叫んでください」って言われたら叫ぶし、
「こっそりやってください」って言われたら、こっそり。
全然そこにこだわりはないですね。

独立後に出逢えた
支えてあげたい人の存在

imgp0628mini
・松本
最近支えてあげたいなあ、とかこの人の役に立ちたいなあとか、思える
面白い人物っていらっしゃいますか?

・向井
「CiPU(シープー)」というかばんを売っている大山ようこさんですね。
彼女はすっごい熱意も、モチベーションも、パワーもすごくて…。
なんなんでしょうね、あれは…。

・松本
ははっ(笑)何がモチベーションになってる人なんでしょう?

・向井
たぶん、彼女がやりたいのは、かばんを売ること、じゃないんです。
「世の中のママを助けたい」と真剣に思ってる。
そこに、そこはかとないパワーを感じます。
実は彼女、元美容師でもちろん、自分の力で事業を立ち上げるなんて初めてのこと。
事業戦略を練ることから、仕入れ、商品の販促まで、
独学で試行錯誤しながら頑張っていたんです。

・松本
なるほどー!さてはほっとけなかった?(笑。

・向井
そう!もちろん彼女にもブレーンはいたんですけど、
私には、リアルママとしての声を聞いてくれたり、
実際に販売戦略を相談してくれたりとか、いろいろ声をかけてくれるんです。
わたしも一緒に考えたり、広報をサポートするうちに、いろいろ勉強させてもらって。
最新のWEBのトレンドってどうなんだろうとか、
ネットショップってどうやって運営してくんだろう、とか。
ものを売る上で大切な事がらを
身を以て学ばせてもらっています。

・松本
リアルなノウハウですね。

・向井
はい。彼女をサポートする上で、大事にしているのは「繋がり」。
私がお世話になっているマザープラスの巽社長とか、
周囲のママ友達とかも紹介して、私で出来ることがあればどんどんやってます。
大山ようこさんは私の同士のような、秘書のような(笑)感じですね

・松本
ずーっといままで聞いてて思ったんですけどね、
ホットペッパーでの実務経験がいまの向井さんを作ってるよね。
本当に充実してたんだなあ、楽しかったんだなあ、って感じます。
いわゆる成功体験もそこで積んできた。
独立した今も、大山ようこさんのように一緒に仕事をする仲間を作っている。
昔から、自分が関わった人とか、自分が好きだなあと思う人を助けて、
互いに盛り上げたい、みたいな根本は、ずっと変わってないですよね。

・向井
うん、そうですね。きっとそこが好きなんでしょうね
頼られるとかも、嫌いじゃないし、その思いに応えていきたい。

・松本
うんうん、なるほど。
ちなみにこれから、やってみたいことってあります?
何か具体的な事業でもいいし、こういう自分になりたいなみたいなイメージ像でも。

・向井
大山ようこさんのようなアツい思いのある人を、もっと数多く支える仕事をしていきたいですね。
経営コンサルまでは出来ないけれど、ちゃんと進むべき道を一緒に考えたり、アドバイス出来るパートナーになってたいなと。

そのためには、まだまだ知識とか経験とかが、
わたしの中に要るなと、最近痛感しています。
確かに自分が今までやってきたこと、リクルートで積んできた経験で提供できるものはあるけれど、辞めてからのブランクもある。
もっと自信を持って、お客様に成果としてお返し出来るように、
もう一回自分も勉強し直しだなあって。
だから大山ようこさんの仕事を手伝わせてもらうことも、
とても貴重な勉強の場になっているんです。

・ 松本
実際に販促を手伝うのと、本で読むだけでは違うもんね。
机上の空論にならないし、自分の実績になる。

・向井
大山ようこさんは日本で「マザーズバックといえばCiPUだよね」っていうぐらいにしたいと、本気で考えてる。そんな大きな夢、叶うかどうか分からないけれど、彼女は本気なんです。

でも本当に叶えていこうと思ったら、結局メディアとか、
大きな力がどこかで必要になるんじゃないかと。
そのコネクションをわたしが持っていたり、
どういうルートで行けばいいのか、ジャッジ出来たり。
お客様を支える上で、もっと学ぶべきことはあるはずだと思うんです。
将来的には、自分の中によりリアルな商売ノウハウを蓄積して、
大事なお客様を支えてあげたいと考えています。

書ける人よりも
集客出来る人になりたい

imgp0612mini
・松本
いま、向井さんが思う未来を目指す上で、
ライターであることはやっぱり有利なんでしょうか?

・向井
結局、WEBで売る場合、ライティングの力が必要になるじゃないですか。
だからライターっていう仕事は本当に欠かせないと思ってます。
ただ、自分はもう一段階上流の仕事、
つまりお客様の右腕として、サポートをする仕事やりたい。

だから在宅で仕事したい人を、ライターに育てて、
私とチームを組んでお客様をサポート出来る体制ができたらなあって。
ワタシ自身もママ。ライターに育てる人もママ。
子ども見ながら、もしくは、介護しながらでもいい。
わたしが集客サポートを通じて、お客様からヒアリングしてきた内容を
在宅ライターに指示を出して、文章を仕上げていく。
そんなチームづくり、そんな仕事のカタチが
家で働きたいママのためにもなればなあ、っていう思いはずっと持っています。

「いまは家庭を大切にしたいから、月に何十万円にならなくてもいい、
月2、3万円があればいい」って思う人だっていっぱいいる。
そういう人たちを、ライター講座で育ててたいんです。

・ 松本
あー、いいですねー。
それ、ウチも共感する部分多々あります。
多分、向井さんって
ライターとしていまお仕事しているのは、
「書きたい」とか、「書くことが好き」なんじゃなくて・・・
あくまでお客様に結果を出す手段として、ですよね?

実はわたしも多分、文章がそんなに好きで書いてる訳じゃないんですよ。
文章書きが好きだったら、たぶん小説とかそっちのほう行ってると思うんですけど、
そうじゃなくて。
集客というか、お客様の役に立ちたいが結果、ライターという職業に属しただけで、
絵がもし上手かったら、デザイナーとかそっちにいってるかなーと。

・向井
そうなんですよ(笑
ライターの中でもいろんなライターさんいるじゃないですか。
コラムライターとかじゃなくって、
わたしがやりたいのは、集客に繋がるようなライティングだなっていうのを
最近ちょっと気づきました。

・松本
うんうん。わかる。その、すごくきれいな文章を書きたいわけじゃなくって。
その人に結果が出せる文章であればいい。
もちろんきれいな広告で結果が出せるのベストだけど・・・

・向井
そうなんですよね。小説みたいな文章も嫌いじゃない。
プロフィールとか書くと、ちょっと抒情的な感じになったり(笑)

・松本
それはそれでね、どんな状況でバッターボックスに立っても打てるバッターというか、
ポエム的文章も書けるし、ビジネス文章も書けるし、
求められた時に書けるっていうのは、強いですよね。

・向井
そうですね。私はプロフィール書くのはすごく楽しいですし。
自分のことってなかなかうまく表現できないし、見えてないし、いうのが常。
人のことだとめっちゃ強気にアピールできるんですよ。(笑)

はっきりと直球で魅力を書くことは、何よりクライアントさんが一番喜んでくれる。
「なんだか自分のことじゃないみたいだ」って。
自分では気づかなかった良さを再認識してもらえる。
その瞬間がたぶん、すごく嬉しい。
だからプロフィール記事は、わたしからその人へのプレゼントだと思っています。

・松本
なるほどねー。プレゼントかー。いいね。面白いですね。

もっと多くの人をPRするために
これから育てたいのは
「在宅ライター」

imgp0641mini
・向井
女性起業家の中でも、同じメイクさんでもいっぱいいるし、
スピリチュアル系の人もいっぱいいる。
同じ仕事やってる人がいっぱいいる中で、
この人の良さはどこかなあっていうのを見て、ひき出してあげたい。
それが唯一無二じゃなくてもいい。

・松本
うんうん、わかります。
わたしもそれが知りたくって、インタビューしてるし、
こういうルーツって企画もやりたいなあって思ったし。
インタビュー通して分かることってあるじゃないですか。
芸能人とかじゃないと、取材を受けるって無理だと思ってる人が、けっこう多いんだけど、そんなことない。

・向井
そうですよね。
だから、わたしがライターさん育てたいっていうのも、
私が聞いた相手の良さをもっとスピーディーに世に出していきたいからなんです。
一人で書いていると物理的な限界がある。

・松本
相手の良さを引き出すのが好きですよね。
引き出した魅力を文章にする人がそばにもっといれば、
もっと聞いていきたいくらい…。

・向井
そう!上がって来たものは私が監修するとしても、もっとアピール出来る情報量が増える。そんな体制でやっていきたいなーと。

・松本
うんうんうん。わかる。
聞く仕事と書く仕事って、全然違いますもんね。

・向井
事業として、そんなカタチでやっていけたら、ということが
ここ最近ですけど、見えてきました。

ライティングの仕事も、今まで編集の方と、息合わなかったらどうしよう、とか、
少し腰が引けてた部分があったんですけど、そんな弱気じゃなにも始まらないなあって!とりあえず1つずつやってみよう、ってやり続けてたら、
お仕事を紹介してもらえたり、それが小さな自信にもなったり。

お客様のオーダーに応えようと思ったら、
わたしの手なんかスグにいっぱいいっぱいになる。
ほんとに早く一緒にやってくれる人を育てたい!ホントそう思ってます
限界がやってくる前に…(笑

・松本
そうですね。これからもチーム向井、楽しみにしてます!
今日はインタビュー、ありがとうございました。

imgp0630mini
↑今回のSpecial thanks!!




取材後記

「取材してよかったな」これは取材後の私の感想です。初めてあったあの日に感じた「本気度」は今も健在。ライター仲間としても身が引き締まる思いでした。
母になってもどんどん可能性を広げていく彼女に、勇気づけられるママさんも多いはず。
「大切な人の魅力をPRしたい」という彼女の魅力は、
わたくしめが伝えてさせていただきたいなあと思った次第でした。

職業:ライター|向井雅代

某大手出版会社に就職後、株式会社リクルートへ転職。クーポン誌「ホットペッパー」の営業部に配属後は、新規顧客開拓から取材、商品撮影、文章作成など、広告制作に必要な一連の業務を担当する。株式会社リクルートとの契約期間3年を経て、独立。広告の費用対効果にこだわる「集客ライター」として、ブログやメルマガの代行、プロフィール作成、プロモーション提案など、企業や女性起業家の販促サポートに徹する。一方、赤ちゃんの寝かしつけを指導する「スリープレッスンインストラクター」というユニークな肩書きも。キャリアウーマンとして、ママとして、これまで得た自身の経験をいかしつつ、アグレッシブに活躍中。立命館大学人文総合科学卒。二児の母。

ライター向井雅代 公式サイトhttp://first2015.com/

アメブロhttp://ameblo.jp/osaka-mamafp/